公式: https://docs.github.com/ja/authentication/connecting-to-github-with-ssh/generating-a-new-ssh-key-and-adding-it-to-the-ssh-agent?platform=linux
GitHub に SSH 接続すると
SSH (Secure Shell プロトコル) を使用して、GitHub.com 上のリポジトリ内のデータにアクセスし、書き込みを行うことができます。
なお、GitHub は過去 1 年間使用されていない SSH キーを自動的に削除し、アカウントを安全に保ちます。
SSH クライアントのインストール
ssh-keygen
コマンドを使用するためにopenssh-client
パッケージをインストールします。
SSH キーの生成
以下のコマンドを実行して SSH キーを生成します。
メールアドレス
の部分は適当に入力しても良さそうですが、公式では GitHub で使用しているメールアドレスを入力するよう促しているため、それに従います。https://docs.github.com/ja/authentication/connecting-to-github-with-ssh/generating-a-new-ssh-key-and-adding-it-to-the-ssh-agent?platform=linux#generating-a-new-ssh-key
キーを保存するファイル名を尋ねられます。
何も入力せずに Enter キーを押すとデフォルトの$HOME/.ssh/id_ed25519
に保存されます。
パスフレーズ設定
パスフレーズを設定します。何も入力しない場合はパスフレーズを無効にできます。
公開鍵の確認
以下のような公開鍵が出力されます。
公開鍵の登録
https://github.com/settings/ssh/newにアクセスして公開鍵を登録します。
Title
は任意で、Key
に公開鍵(ここではssh-ed25519 AAAAC3NzaC1lZDI1NTE5AAAAII/k/gntlQ0hctJjZ5UrxY+hPaayXXXXXXH+hJvr3sme メールアドレス
)を貼り付けてAdd SSH key
をクリックします。
接続テスト
以下のように尋ねられた場合はyes
を入力します。
パスフレーズ設定でパスフレーズを設定した場合は、そのパスフレーズを入力します。
SSH キーを ssh-agent に追加
パスフレーズ設定でパスフレーズを設定した場合は、毎回パスフレーズを尋ねられます。
ssh-agent
を使用すると、毎回パスフレーズを入力する手間を省けます。
SSH エージェントを起動します。
以下のコマンドで鍵を SSH エージェントに追加します。
一度だけパスフレーズを入力すれば、SSH エージェントがその後の接続を管理します。
再度接続してみます。
おまけ
設定しておくと便利な設定項目です。
ユーザー情報
デフォルトエディター
コミットメッセージを編集するエディターを設定することが可能です。(git commit
を実行した際に開かれるエディター)
何も設定していない場合は、nano
または、環境変数$EDITOR
、$VISUAL
に設定しているエディターが使用されると思います。
デフォルトブランチ
エイリアス
https://git-scm.com/book/ja/v2/Git-%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC-Git-%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9
以下のようにシンプルになります。
エイリアスを確認
~/.gitconfig
や、.git/config
などを直接確認してもよいと思います。
エイリアスを解除
~/.gitconfig
や、.git/config
などを直接編集してもよいと思います。